ナルコレプシーは遺伝するの?

ナルコレプシーは遺伝するの?

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ナルコレプシーは遺伝するの?

ナルコレプシーの原因は遺伝することがある

ナルコレプシーは私生活・社会生活に対して多大な影響を与える病気であるため、症状を持つ人が親になる時には子供に症状が遺伝するのではないかと心配することが多いです。

 

ではこれについてはどうかと言うと、まず原因は遺伝する可能性が高いです。

 

ナルコレプシーの原因にはいくつかのことがあると言われていますが、その一つに親から受け継がれるヒト白血球抗原の存在があります。

 

ナルコレプシー患者の多くはヒト白血球抗原が特定の形になっていることが極めて多いため、もしこれが最大の原因であったとするのであれば症状は遺伝する可能性が極めて高いと言わざるを得ません。

 

よって親が睡眠発作などに悩まされている場合、子どもも同じように悩まされる可能性があることは否定できないのです。

 

発症するかどうかは別問題

しかしここまで述べてきたことはあくまでも「原因が遺伝する」ということでしかありません。

 

原因は親から子に受け継がれたとしても、症状が必ず発生するのかと言われるとそうではないのです。

 

例えば現在までの研究の中で、ナルコレプシーを発症する可能性が高いヒト白血球抗原を有する一卵性双生児の事例が16例報告されています。

 

もしヒト白血球抗原のタイプだけで発症するかどうかが決まるのならば、この16組の双子、32人の子供は全員症状を見せるはずです。

 

しかし調査の結果両方ともにナルコレプシーを発症したとされているのは16例中5例だけであり、残る9例は発症しないか、片方だけが発症したという結果になりました。

 

このことを踏まえるとヒト白血球抗原のタイプだけで発症の有無が決まるわけではないと言えるのです。

 

むしろ原因としては生活習慣やストレスなどの方が大きいとされていますから、もし自分が睡眠発作に悩まされていたとしても、愛する子どもがそうなるとは限らないと考えておきましょう。

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