ナルコレプシーを引き起こす原因とは

ナルコレプシーを引き起こす原因とは

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ナルコレプシーを引き起こす原因とは

ナルコレプシーを引き起こすメカニズム

ナルコレプシーは世界では2000人に1人の割合で発症されるとされているのに対して日本人は600人に1人と割合が明らかに高いことから日本で特に注目されている病気なのですが、これを引き起こすメカニズムは脳における睡眠をコントロールする機能の異常とされています。

 

まずそもそも睡眠という活動は脳内にある神経ペプチドであるオレキシンによってコントロールされています。

 

オレキシンが正常にコントロールされていることによって眠るべき時に眠る、起きるべき時に起きるといった生活リズムが構築されているわけですが、ナルコレプシー患者はこのオレキシンを作り出す神経細胞の活動レベルが低いという特徴があります。

 

オレキシンが正常に分泌されないことによって睡眠と覚醒のコントロールが出来ず、結果として「日中でも強い眠気が襲う」という症状につながるわけです。

 

発症のきっかけ、原因とは

根本的な原因はここまでで触れてきたようにオレキシンを作り出す神経細胞の異常であるとなりますが、そもそもどうして神経細胞の働きに異常が生じるのでしょうか。

 

実はこの神経細胞の働きに異常をきたす原因はまだあきらかになっていないのですが、現状で怪しいとされているのはまずヒト白血球抗原の特徴です。

 

このヒト白血球抗原とは白血球の血液型のようなものですが、ナルコレプシーを持つ人の抗原タイプには高い共通性があります。

 

このヒト白血球抗原は遺伝によって決定づけられますから、遺伝的要因によってナルコレプシー症状が引き起こされるという可能性は極めて高いと言えるでしょう。

 

また後天的にオレキシンに関連する神経が破壊されて神経の伝達障害が生じること、ストレスなどによって発症率が高まることも指摘されていることから、これらの要因が絡み合って原因になっている可能性も高いです。

 

現状ではまだ確定的な原因は明らかになっていませんが、今後の研究によって解明される可能性は高いだけに期待したいところです。

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