ナルコレプシーの情動脱力発作とは

ナルコレプシーの情動脱力発作とは

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ナルコレプシーの情動脱力発作とは

情動脱力発作はナルコレプシーの特徴的な症状のひとつ

情動脱力発作とはナルコレプシーに見られる特徴的な症状の一つです。

 

具体的な症状の内容としては感情が動いた時、例えば怒った時や興奮した時などにいきなり全身の力が抜けてしまうといったものになっています。

 

例えば自分の応援しているスポーツチームが逆転勝利を収めて大喜びをした際、両ひざの力が抜けていきなり崩れ落ちてしまったりまぶたが落ちてしまって目が開かなくなると言ったような状態です。

 

また会話をしようとしても呂律が回らずに何を言っているのか聞き取りづらくなるといった症状もよく見られます。

 

こうした症状はてんかん発作でも見られるのですが、てんかんと大きく異なるのは意識があるかどうかという点です。

 

てんかんによる発作の場合は意識が消失して気絶したようになりますが、ナルコレプシーの情動脱力発作の場合は意識がはっきりと残っているという違いがあるため、全く別の症状として扱うことが大切です。

 

どうして脱力発作が起きるのか

さて、ではどうしてこういった発作がナルコレプシーで引き起こされるのかと言うと、原因として指摘されているのはナルコレプシーによる睡眠機能の不具合です。

 

よく知られている通りナルコレプシーは突然強い眠気に襲われて意識を失うように眠ってしまうという症状を有していますが、これは脳における睡眠に関する神経の障害であるとされています。

 

この睡眠に関する神経の障害が感情の動きをトリガーとして引き起こされ、眠りに至らなかったものの脳がいきなりレム睡眠状態に落ちるのが情動脱力発作のメカニズムです。

 

ざっくり言うと「脳は覚醒しているのに体が睡眠状態に入っている」というのがレム睡眠ですから、この発作は脳と体の睡眠がうまく連動できず、脳以外の部分にだけ睡眠発作が引き起こされている状態と考えることができます。

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